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ロマンと歴史あふれる十三。ふるさととともに。
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SIGHTSEEING SPOT
周辺の見どころ

十三湖

津軽国定公園内にある十三湖は南北7キロメートル、東西5キロメートル、周囲31.4キロメートルと青森県で3番目に大きな湖です。海水と淡水が混合した汽水湖で、ヤマトシジミの生息する自然豊かな湖。シジミは島根県の宍道湖と日本一を競う漁獲量を誇り2016年(平成28年)に「十三湖大和しじみ」として「地理的表示保護制度」に登録されています。鎌倉時代から室町時代の中世に港湾都市として栄え、2005年(平成17年)に国の史跡に指定されている十三湊遺跡が当時の状況をうかがい知ることができます。

道の駅「トーサム」

十三湖畔の高原にあり、360度のパノラマに秀峰岩木山、八甲田連峰、中山山脈、そして日本海を望む風光明媚な道の駅です。館内では、十三湖産のヤマトしじみを直売するほか、お食事処「レストランわらび」では大人気「しじみラーメン」を堪能することができます。敷地内には、シンボル「展望台 トーサムタワー」、全長136m「ゴムローラ滑り台」などがあり、こどもから大人まで楽しめる施設が充実しています。

十三湖中の島ブリッジパーク

十三湖に浮かぶ小島を利用したパーク。パーク内には市浦歴史民俗資料館(開館時間:9時~午後4時30分)市浦村の歴史や史跡を紹介。また、十三湊遺跡の出土品及び写真パネルなどを展示しています。他にケビンハウス(宿泊施設)・キャンプ場・アスレチック場・レストランなどご利用できます。

山王坊日吉神社(さんのうぼうひえじんじゃ)

十三湖北の山王坊(さんのうぼう)川が流れる沢筋、日吉(ひえ)神社境内地では東北最大級の神仏習合の宗教遺跡が発掘され、平成29年2月に国指定史跡に認定されています。山王坊一帯からは五輪塔や板碑など、宗教関連の石造物も出土しています。これらは蓮華庵(れんげあん)や市浦歴史民俗資料館で保管されています。

安藤氏の福島城跡

十三湖北岸の丘陵には、二重の構造を持つ福島城跡(ふくしまじょうあと)があります。内郭は一辺が200メートル四方の方形、外郭は一辺が約1キロメートルの三角形であり、広大な面積を誇っています。平成17年から21年にかけて青森県による発掘調査で内郭南東部から中世の武家屋敷が見つかり、安藤氏の居城であることが明らかになりました。内郭では、門跡が復元され、土塁や堀跡が残る。一方、外郭では土塁や堀跡、門跡を巡る遊歩道が整備されています。

浜の明神跡(湊神社)

浜の明神跡は十三湖の西岸、現在の水戸口(日本海への出入口)から南へ約4㎞、十三湖と日本海に挟まれた標高20mほどの砂丘上にある湊神社境内地に位置しています。南北に細長く伸びる前潟・セバト沼(内湖)・明神沼といった沼沢が眺望でき、遺跡は中世港湾・十三湊に直接かかわる宗教施設と考えられており、「十三往来」に記される「浜之大明神」跡に比定されています。十三湊が反映した中世には、これらの沼沢は十三湖と日本海を結ぶ水路として利用されていたことが知られており、十三湊に出入りする船舶を監視する重要な施設であったと考えられます。現在も湊神社は「出船入船の明神」として十三漁業関係者の信仰を集めています。